おいしい野菜にきれいな水、それらを育む豊かな自然。
でも、塩尻の一番の魅力はなに?と聞かれたら、
そこに暮らす人たちだと答えます。
でも、なぜ?と聞かれたら、
塩尻には、鋤で田畑の土を返すようにこつこつと、
このまちの人の暮らしや社会を豊かにしたいと活動する、
未来を耕す人に溢れているからだと答えます。
塩尻の人は言います。
このまちは、想いを持って行動する人、
たとえそれが外から来た人であっても、
皆が快く応援してくれるのだと。
それはきっと、塩尻が江戸の宿場町であった時代から
人と人との風通しがよく、外のものを柔軟に受け入れる文化として、
田畑の土のように、今もしっかりと受け継がれているのでしょう。
そんな塩尻のまちで未来を耕す人たちのことを
「塩尻耕人(しおじりこうじん)」と呼び、
それぞれの活動を取材することで、
塩尻と社会の未来を一緒に耕していけたらと考えています。
塩尻市は、30年後も”選ばれる地域”であり続けるために、
目指す都市像として「確かな暮らし 未来につなぐ田園都市」を掲げ、
2015年4月に第五次塩尻市総合計画を策定しました。
暮らしを未来につなげるためには、子どもたちが生き生きと育ち、若い人たちが
それぞれの夢を実現できるようなまちの未来へのビジョンが大切です。
そして、忘れてならないのは、
まちはひとりひとりの夢や思いが集まってできていくということです。
塩尻は、あなたのビジョンがまちのビジョンになるまちであること
+未来を見据えてつくられるまちであること
=「ビジョナリーシティ」を目指しています。